こんにちは!オーストラリアワーホリ中のサクです。
最近Facebookでも流れてきてたりネットで一部の人に話題になっていたりするスペインワーホリ。
僕の友人も「遂にスペイン語圏キター!」と興奮していたのですが、正直僕は「え、スペインワーホリとか無意味じゃ・・・」と思いました。
オーストラリアの記事何も書いてないくせにスペインワーホリの話しをするのも何なのですが、丁度ついさっき一緒に住んでいるスペイン人カップルとスペインワーホリの話題が出て調べてみたので紹介したいと思います。
スペイン ワーキングホリデー 2017年4月決定
4月5日に協定に署名したということでスペインと日本間でワーキングホリデーが決定しました。
現時点ではワーキングホリデーは始まりますよ−。ということが決定しただけで実際に動き出すまではもう少し時間がかかると思われます。
現時点でわかっていることと必要なコスト
申請費用
協定書にはワーキングホリデー査証を無償で発給する。
という記述があるのでどうやらビザの発行にはお金がかからないようです。
僕のオーストラリアのワーキングホリデービザは444ドル(クレジットカードの手数料込)もかかったので無料というのは大きいですね。
対象年齢
これも協定書に記載がありますが、
18歳以上30歳以下
ということです。
その他に必要なもの
- 有効なパスポート
- お金
- 医療診断書
- 犯罪歴のない綺麗な体
資金力の証明
・協定書によると有効なパスポートと帰国のための切符もしくは購入する為の十分な資金を所持すること。
と
・受入国の滞在の当初の期間に生計を維持するために相当な資金を所持すること。
ということで結局お金がなきゃだめだよ。ってことみたいです。
因みにスカイスキャナーでスペインから日本へのコストを見てみました。
東京への便が一番安くて約33000円
一番安い月で検索してこの値段です。
5万円くらい用意すれば帰りの便の資金として良いのかなという感じですかね。
東京・大阪に続いて我が地元静岡空港からスペインがこんなに身近だったことに何より驚きました。笑
ワーキングホリデーの特徴
ワーホリビザの特徴といえばやはり労働ができることでしょう。
外国での労働の経験は非常に貴重なもので本来就労ビザが無いとできません。
この労働ができるというのがやはり各国のワーホリ人気の理由だと思うのですが、
僕はスペインに関して、
シェアメイトのスペイン人カップルにスペインワーホリについて聞いてみた
僕のオーストラリアのハウスで一緒に暮らしているスペイン人カップルにスペインでの生活について聞いてみました。
ぶっちゃけスペインワーホリどうなの?
彼らにぶっちゃけスペインワーホリってどう思う?と聞いてみたところ返ってきた答えは、
スペインは旅行に行くには良い所だよ。でも働くのは多分無理。かなり難しいね。
予想通りの答えが返ってきました。
実際スペインの失業率は日本の比ではないほど高く、彼らのように海外に働き口を探しに来る人もいます。(彼らはオーストラリアの後、カナダへ行くそう)
もし僕のようなスペイン語を全く話せない日本人が行ったとしても、仕事が見つかる気がしません。
いいとこジャパレスの皿洗いや清掃員というところでしょうか。スペインにジャパレスがどれくらいあるのか知りませんが。
もし運良く仕事が見つかったとして、時給は大体5〜7ユーロくらいだそう。
日本円で約600〜800円。
時間もフルに働けるとは限らないし、生活を全て賄うのは大変そうです。
彼らによると普通に就職している現地人の平均収入は月に8万円くらい。
「少ないだろ?」と言われたので、「そうだね、東南アジアと変わらないね。タイと同じか少し少ないくらいかな」
日本人にも東南アジアに対してまだ古いイメージを持っている人が多いですが、彼らの中でも東南アジアはもっと収入が少ないと思っていたらしく、目を見開いてビックリしていました。
ウソだろ!?みたいな。笑
意外とバスカーとかの方が稼いでいるのかも知れないですね。
ワーホリしないとスペインには長期滞在できないのか?
働きながら長期滞在できるのがワーキングホリデー制度の特徴ですが、ワーホリ以外ではそれができないのでしょうか?
特に仕事を得るのが難しく給料も高くないスペインではオーストラリアのようにお金を貯めるが目的という人よりも純粋にスペインが好きだったり、本場でスペイン語の勉強をしたいという人が多いはず。
日本人なら無査証(ビザを取らずに)3ヶ月の滞在はできます。
3ヶ月って結構長いですよね。
それ以上でも学生やボランティア等が目的の人用のビザを取得して行けばもっと長い長期滞在も可能。
でもワーホリビザってやっぱり便利
単純に「スペイン生活をしてみたい。」
という人にとってワーホリビザはやっぱり便利だなと思います。
なぜかというと、
学生用ビザは国外で取得後、6ヶ月を超える場合国内で手続きが必要だったり、学費であったりと必要不可欠なコストが結構掛かるし手続きが面倒。
その点ワーホリビザは一度取得してしまえば1年間有効なので手続きが楽な上コストも掛かりません。
語学学校に行きたければ自分の好きな期間に好きなだけ行けば良し、もしアパートなんかを借りる時には、長く滞在できる方が有利ですしね。
それにスペインはシェンゲン協定の範囲内なので、ビザランをするわけにもいかないですし。
シェンゲン協定さえなければヨーロッパの移動費はものすごく安いので他の国に一度出ればいいんですけどね。
結局誰が行くのスペインワーホリ!
以上を見るとやはり純粋にスペインでの生活を体験したい、スペイン語を学びたいという人がビザに関するコストを安く長期滞在するのにとても便利なビザですね。
もしくは世界一周やヨーロッパ周遊旅行者のシェンゲン協定エリアの日数節約(笑)なんかにも良さそうです。
ワーキングの面では仕事が見つかれば超ラッキーという感じで思っていた方が良さそうです。
オーストラリアワーホリメーカーでよく見かける
「5万円しか貯金ないけど来ちゃいました!」
とか
「カツカツでヤバイんです!」
みたいな人が行ったらリアルガチでヤバイでしょう。
スペインワーホリを考えている方は今から貯金とスペイン語を頑張りましょう!
それではまた!