同じドミの中国人の可愛い女の子が中国に帰ってしまってさみしさを隠しきれません。サクです。
さてさて、超久しぶりの更新となりました。
元気でやっていますよ♪
僕はチェンマイがタイの目的地と言ってきましたが、それは行った人みんなにすこぶる評判の良いここチェンマイに沈没するのではなく、
タイで英語留学するためです!
そう。そうなんです。
見るも無残な英語力を引っさげて日本を飛び出した僕ですが、その幼稚園児レベルの英語力を少しでもなんとかしようと勉強しようと思いましてね。
で、世界一周の旅に出ようと思ったのとほぼ同時期に英語留学について調べ始めました。
今最も人気があるのがフィリピン留学ではないかと思うのですが、
もちろん僕も当時調べてフィリピンに行こうと思っていたのです。
あとはフィジーやマルタも検討していました。
やはり安いのが決め手で、オーストラリアにワーホリに行ってから現地で語学学校に行くよりもずっと安い費用で留学することが出来ます。
そのつもりだったのですが、
ここ数年であっという間にフィリピン留学に注目が集まりだし、あっという間にドンドン値上がりし、僕の知ってるフィリピン留学とは既に違ってしまっているのです。
当初の予算では当然留学もできなくなり、物価上昇、円安も重なりこれは貧乏パッカーの僕には得策ではないとフィリピンでの留学は諦めました。
そしてどこかいいところ無いかなーと探していたところ見つけたのが、タイです。
そう、それがまさにここ。タイの北部チェンマイ。
僕が始めるチェンマイ留学を紹介します。
ものは試しということで、右も左もわからずに取り敢えずチェンマイに来てみました。
チェンマイのいいところ
- 英語留学ができる。もちろんタイ語も
- 語学学校の料金が安い。
- 更に食費も家賃などの生活費も安い。
- アクセスが良い。
- 温暖住みやすい気候(ただし春は酷暑)
- 治安がいい。
- 周辺に観光地もある。
- 世界中のいろんな国から旅行者があつまる
と、何拍子揃ってるんだとツッコみたくなるくらいの良い条件が揃っています。
しかしいいところばかり言ってもアレなんで、チェンマイ留学のデメリットも紹介します。
- ゆるい
以上。
これはタイの国民性と思うのですが、とにかくゆるい。言い方を変えるとテキトー。
いい意味でも悪い意味でも。フィリピン留学でよく見るスパルタというワードからは程遠いですね。
僕みたいな英語から遠ーーーく離れていてしかも英語力の無い人にはこれこれでいいのかもしれません。優しくゆる~く迎えてくれますよ。
日本の英語の授業と全く違って先生との会話の延長みたいな感じで進んでいきます。
それから重要なことを一つ。
生徒は半分以上が中国人なので英語以上に中国語を聞くことが多い。
想像に難しくはないと思うのですが(笑)皆様とても賑やかです。
人によってはそれが合わない人もいるでしょう。
僕の場合はチェンマイで語学留学してから中国人の友達がたくさんできました。
それが中国語を学ぶきっかけになり、NESでできた中国人の友達から無料で教えてもらっているのでラッキーと思っているのですが。
彼らの中にも日本語を勉強している人もちらほらいるので、そういう人達と言語交換したりと、英語学校に通いながら他の国の友達がたくさんできるのは魅力です。
なのでこの点に関してはデメリットと感じる人もいれば一番のメリットとなる人もいますね。
考え方次第です。
学校の場所
僕の通う学校はNES ENGLISH SCHOOLという学校です。
チェンマイには街中の小さな学校も含めると、たくさんの語学学校があるのですが、ここはその中でも一番メジャーと思われる学校です。
場所はチェンマイに4箇所あるのですが、僕はチェンマイの青山と呼ばれるおしゃれエリア、ニマンヘミンにある学校に通っています。
まずは学力テスト
申し込みに行くとまずは英語の学力テストを行います。
パソコンでやるテストで、確かすべて4択の選択問題です。
リスニングやスピーキングはありませんでした。
僕でも分かる簡単な文章から、何を聞かれてるのかすら分からないものまであるので取り敢えず全部選んでいきます。笑
結果・・・
pre-intermediate
とやらだそうです。
どうも中の下くらいらしい。
まっ。いちおアルファベットくらい読めるんでねっ。(何の自慢にもなりません)
わけも分からず選んだのがもしかすると当たってたということもあることを含めると、
まぁ十中八九間違いなく「下」に属する人間です。笑
実際最初はもう一つ下のクラスで授業を受けています。
最初は先生が話すことの20%くらいしか聞き取れなかったのでレベルを下げて正解でした。
気になる費用
やっぱり留学を考える中で気になるというかこれがわからないと決められないですよね。
他の学校の金額はよくわからないのですが、僕が申し込んだ時の料金表はこんな感じでした。
スタッフがいない間にこっそり撮りました(笑)
因みにこれはグループレッスンで、日によってメンバーは変わりますが大体2人〜9人くらいのクラスです。
2、3ヶ月勉強したいと思っていましたが一時帰国も挟むし、もしかしたら場所を換えるかも知れないのでとりあえず60時間(6週間分)で申し込みました。
このコースだと、基本料金から20時間につき600バーツ値引きされるので60時間で1800バーツ(5900円くらい)安くなりました。
教材費込 合計金額は10500バーツ。(34000円くらい)
支払いはクレジットカードでも大丈夫です。
僕は手持ちの現金がなかったのでカードで支払いました。
タイでは一番レートが良いのは現金からの両替ですが、そんなにたくさんの現金を持ちたくないのでカード払いができるのは嬉しいです。
カードの支払いならカードにマイルやポイントも貯まりますしね。
ちなみにタイではATMでクレジットカードから現金を引き出そうとすると手数料が一回500円から600円くらいとられるのであまりオススメしません。
授業は月曜日から金曜日を基本スパンとしていて月曜から数えてちょうど6週間分みたいな説明をされました。
が、実際は土日も学校開いてるし授業もあるみたいです。
水曜日の昼に申し込みに行ったのですが、
「今申し込んで支払いしてくれれば午後の授業来ていいわよ。水〜金曜日の合計6時間分の授業はプレゼントしてあげるから来たかったら来ていいよ♪」
と言われました。
ここで留学スタートするつもりだったし滞在期間の関係もあるのでお支払い。
ねっ?ゆるいでしょ?笑
先生はどんな人?
タイに来てから各国各人の英語の発音がそれぞれ全然違うんだなって実感しています。
よく日本で「〇〇英語は聞き取りづらい」「◯◯で勉強したら◯◯訛りになる」とか聞きましたが、今僕が実際に海外に出て思うことは、
そんなんどーーーーーーでもいい!
ということです。
今は英語を喋れない(喋りたくない?)日本人の戯れ言としか思いません。
まっ、僕も英語喋れない日本人の一人なんですけどね。笑
タイ人の英語もタイ訛りですが、旅行者達としっかり会話出来ています。
中国人も韓国人、台湾人も欧米人もそれぞれやっぱり訛りというか特徴があるのですが、みんなちゃんとコミュニケーションが取れています。
それが大事なんです。コミュケーションがとれること。とにかく話すこと。
アナウンサーになるわけじゃないんだし、
発音とか訛りとかそんな小さい事よりもまずはコミュニケーション取れることの方が100万倍大事。本当にこれが大事だと思っています。
で、肝心の先生方なんですが、
僕が知る限り全員がネイティブ・スピーカーです。
イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・南アフリカ人などの先生です。
タイでの留学だからといってタイ人の先生ではありません。
それからにチェンマイにはたくさんの欧米人が来ています。
勉強した英語を使う機会はいくらでもあるので、僕のようにゆる~く勉強したい人にはチェンマイはオススメです。
それから先生たちとは普通に友達になってごはんを食べに行ったり遊びに行ったりと授業外でも「これはなんていうの?」「こういう時なんて言う?」と生活の中で教えてもらう機会もたくさんあるし、何より面白くて素敵な先生がたくさんいるので先生と仲良くなるのはマストです!
チェンマイ留学が向いていない人
チェンマイ留学はいいところがたくさんありますが、実際に学校に通っている僕がチェンマイ留学というかNESはやめておいた方がいいんじゃないかという人は、
しっかりみっちり英語を勉強したい人
語学学校でしっかり勉強したい人が向いていないなんていうのは意味がわからないかもしれませんが、何度も言いますが、タイの学校、(というかこの学校)はかなりゆるいです。
僕はNESの回し者でもなんでもないので正直に書きますが、学校スタッフと生徒との間でトラブルもたまに起きています。
特にタイに長期滞在できるED VISA(留学ビザ)に関しては生徒からの不満は頻繁に聞きます。
学費が安いのでビザ目的で入校する人もいるくらいなのですが、その手続きでもめることがあるみたいです。
僕はEDビザが必要なほど長く滞在しないので関係ないのですが。
それから授業の内容に関してです。
日本の英語の授業のような形ではなく、本当に雑談だったり会話をしながら進んでいくような感じです。先生によるところもあるんですけどね。
生徒によっては「あれならカフェでお茶してるのとかわんないよ」という人もいるほど。
そういう人はレベルの高いクラスに行けばいいとも思うのですが、そういった声もあります。
なので、ガッツリ勉強!!みたいなのをしたい人には僕はオススメしません。
チェンマイに長くいる友人の話によると、ガッツリやりたいならフィリピンの方がいいとのこと。
ただ治安はチェンマイの方がずっといいので、そこは注意。
何故フィリピンの学校がスパルタと学校に閉じ込めるような事をするかというと、治安が悪すぎて出歩くのが危険だからとのこと。
もちろん全ての場所がそうではないと思いますが、銃社会ですしフィリピン留学をする人は用心しておくに越したことはないでしょう。
僕がチェンマイ留学をオススメする人
旅に出るつもりで既に退職していて、現在は収入がない。
もしくは有給消化中などの人で、家で一人で独学で勉強したり、無駄に時間を潰しているような人。
旅行ついでに気軽に語学学校で英語を勉強して外国人と友達になりたい人。
そして費用を抑えて英語を勉強したいという人です。
ここチェンマイでは日本にいるよりもかなり安いコストで暮らすことが出来ます。
家賃8万円くらいのアパートに住んでる方!
チェンマイなら8万円で食費込みで2ヶ月暮らすことも可能です。
それでいて周りには英語を話す外国人がわんさかいるので、ちょっとカフェやバーに行けばいくらでも英会話の練習の機会があります。
それにいくら学校がゆるいと言っても日本で独学で勉強しているよりは遥かにいいと思います。
もし、暇を持て余しているようならタイ行きの航空券を検索してみてください。
日本からチェンマイに直接来る便は高いと思うので、バンコクからの入国と比較するのがオススメです。
バンコクからチェンマイへは飛行機、電車、バスで移動できます。
旅感を味わいたいなら日本ではなくなってしまった寝台列車がオススメ。
タイでもそう遠くない先に寝台列車が無くなってしまうそうなので、経験できるうちに乗ってみるのもいいかも。
因みに電車とバスはそんなに費用に違いはなく、2000円~3000円程度でチェンマイに行くことが出来ます。
飛行機は少し割高になりますが、東南アジアの近距離LCCはビックリするほど安い値段でチケットが取れることがあるので、一度はチェックしてみるのがオススメです。
チェンマイに旅行に行って街の雰囲気を感じてみるのもいいでしょう。
複数の予約サイトを一括比較できるサイトで見てもらえればチェンマイの滞在費用もイメージできると思います。
英語留学スタート
僕のタイでの英語留学がスタートしました。既にたくさん友達も出来て毎日チェンマイ生活を楽しんでいます。
世界一周ブロガーさんでも英語が出来なくても世界を旅できるという人はたくさんいます。
僕も実際そうだと思います。余程の事がなければ英会話が出来なくても多分問題なく旅できてしまうでしょう。
ですが日本を出てからというもの、英語の必要性は痛いほど感じています。
もはや激痛。
これはこっちで会った新米旅人さん全員が一致する意見。
今、海外に旅に出ようと思っている人は今すぐに英語の勉強を始める事をオススメします。
僕は一人でも多く、いろんな国の人と友達になりたいので楽しみながらコツコツと勉強していきます!
英語が苦手な皆さん!一緒に頑張りましょう!
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なんでも英語で言えちゃう本
青木 ゆか 日本経済新聞出版社 2016-01-16
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30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド
新条 正恵 かんき出版 2016-02-03
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