ここでは世界一周旅行を計画している人や、ワーキングホリデーを計画している人にオススメで実際に僕が持って行ったクレジットカードを紹介します。
今や海外に行くには必須と言ってもよいクレジットカード。
社会人で海外に行く人の多くは仕事を辞めて出国すると思います。
旅に出ると得るものはたくさんありますが、失うものもたくさんあります。
その一つが『社会的信用』です。
僕は帰国後、年会費実質無料のSUICA用カードを作ろうとしたら、なんと審査に落ちて作ることができませんでした。
無職というのはそれほど『信用』が無いものなんです。
正直屈辱でした(笑)
なので、今計画中のアナタに伝えたい!
クレジットカードは会社を辞める前に作っておけ!と。
様々なクレジットカードがありますが、「長期海外旅行に適したクレジットカード」という基準で実際に長期で旅した僕がオススメのクレジットカードと、お得な作り方を紹介したいと思います。
世界一周などの長期旅行者のみならず短期旅行に行く人も持っていて損はないものですので、参考にしていただければと思います。
クレジットカードの5つの利点
まず、今どき現金で全てやりくりする人はいないと思いますがクレジットカードの利点をまとめておきます。
- 現金を持ち歩かなくて済む
- 為替レートでぼったくられない
- 海外旅行保険が付帯している
- 使ったらポイントが溜まる
- セキュリティ機能
1. 現金を持ち歩かなくて済む
海外では当然日本円が使えないので現地通貨を使うことになるのですが、たくさんの現金を持ち歩くと盗難などのリスクがあります。
またいろんな国に行く予定の人が各国の通貨をそれぞれ持ち歩くのは手間ですし、数が多くなればなるほど面倒で現実的ではありません。
現金がどうしても必要な時にはクレジットカードのキャッシング機能から現金を手に入れることもできます。
2. 為替レートでぼったくられない
海外で現金両替する際、為替レートをもとに交換されますが、そのレートは往々にしてひどいものが多いです。
一部地域の日本人駐在員が多い街などには好レートの両替所があったりしますが、極々一部。
海外小規模両替所ではあの手この手でぼったくってきますし、銀行も詐欺的なレートでの交換となります。
クレジットカードはカード会社の正規レートが適用されるので、多くの場合現金を両替するよりも低コストで買い物ができることが多いです。
3. 海外旅行保険が付帯している
これは長期旅行者というより短期の人にメリットがあります。
クレジットカードによっては海外(国内)旅行中の不慮のアクシデントに対応する保険が付帯しています。
昨今、海外旅行保険は保険料がうなぎ登りで上昇しているので、保険が充実したカードは強い味方となります。
多くは出国後およそ3か月以内のものなので、この期間内で旅行する人には海外旅行保険に自分で加入するコストを抑えることが出来ます。
因みにクレジットカードを複数持っていると保険金の重複請求はできませんが、補償内容を合算することができるので複数持っていると心強いです。
4. 使うとポイントが貯まる
現金に無い最大のメリットがコレです。クレジットカードは使う度にポイントが貯まります。
何のポイントがどれくらい貯まるのかはカード次第なので、何に対してお得にしたいかをまず決めることがクレジットカード選びの基準になると思います。
僕の場合メインで使っているのは航空会社系クレジットカードです。
貯まったマイルを使用して帰国フライトをポルトガルのリスボンからコペンハーゲン、上海を経由して成田まで3600円で飛ぶことが可能でした。
使い方によって実質還元率が5%以上になることもあるので、クレジットカード選びはワクワクします。
5. セキュリティ機能
クレジットカードは盗難・強盗被害にあった場合、利用を止めることで悪用を防ぐことができます。
また万が一通報前に悪用された場合でも、報告から一定期間遡って被害を補償してくれるのも安心です。
内容はカードによってまちまちなので、事前に確認するようにしましょう。
実際にあった話ですが、ある国で強盗の被害にあった人が2人います。
カードを盗まれるのではなくナイフで脅されてキャッシングするようにATMに連れていかれました。
そして仕方なく限度額までキャッシングしてお金を奪われてしまったのですが、一人は強盗被害ということで補償されましたが、もう一人のカード会社は「お金を出したのは自分なので補償されません」とのことで結局全額損害となりました。
こういったことも実際に起きているので、自分のクレジットカードがどこまで補償してくれるのかを知り、補償が甘いのであれば限度額をあらかじめ下げておくなど準備をした方が良いですね。
長期旅行者にオススメなカード
それでは、本題に入りたいと思います。僕がクレジットカードに求めることは大きく二つ。
- 好ポイント還元
- 低コストキャッシング
最低でもこの機能を持った2枚は作っておくことをオススメします。
数あるクレジットカードのポイント還元のなかでも、実質還元率が高いのは「マイル」が貰えるクレジットカードだと思います。
マイルは航空会社のポイントと思ってもらって良いのですが、Tポイントや楽天ポイントなどと違うのは、ポイントは通常1ポイント1円などで使われるのが多いのに対して、マイルの場合は時期によって航空券の価格が変動するので、実質1マイルが10円近くなることも珍しくありません。
長距離フライトは値段も高くなりがちでLCCもないので、マイルをコツコツ貯めてお金がかかるフライトにマイルを充てるとお得に旅ができます。
次に低コストキャッシングですが、キャッシュレス化が進んできたとはいえ、まだまだどうしても現金が必要になることがあります。
そういう時にクレジットカードでキャッシングをするのですが、これはいわゆる借金なので金利が付き、返済額は借入額よりも高くなってしまいます。
分かりやすく言うと1000円分借りたら返すのは1100円になってしまうといった感じです。これを返済額1010円で済ませられるカードがあったらいいですよね。って話です。
これがあるんです。
限りなく低コストにできるカードがあるんです。
現在外貨を得るのに考えうる最も低コストなカードを紹介します。
セゾン MileagePlus カード
高還元率のカード、そして僕がメインで使っていたカードとしてセゾンMileagePlusカードをオススメします。
これはユナイテッド航空のクレジットカードでマイルを効率的に貯めることが出来るのが特徴です。
ユナイテッド航空が所属するスターアライアンスの航空会社の航空券を取ることも可能。
ANAの国内線の航空券はANAマイルで貯めるよりもお得に取ることが出来るので、かなりオススメ。
他の航空会社系カードではマイル保有期限が設けられ、一定期間を過ぎてしまうとマイルが消滅してしまうものもあります。
このカードはマイルを獲得もしくは利用した日から18ヵ月で消滅します。
ですが最後に保有するマイル全てが最後にマイル変動があった時から18ヵ月有効なので、カードを使っていれば実質ずっと消えることがありません。
使うタイミングがなかった、もうちょっとで使えるくらい貯まる。そんな惜しい状態でマイルが消えてしまうことがありません。
このカードは年会費が1500円(税抜)かかってしまうのですが、是非5000円(税抜)の会員費を支払ってマイルアップメンバーズに加入してください。
そうすることで1000円につき15マイル獲得することが出来、還元率1.5%の高還元でマイルが貯めやすいカードになります。エッソのガソリンスタンドでは1000円につき20マイル貯まります。
航空券に変えられるので実質還元率で言えば5%を超える強い味方になります。
因みに年会費との差額は25万円程度の利用で元が取れると言われています。
年間25万円くらいは誰でも使うと思うので十分元が取れるプランです。
ブランドはマスターカードかアメックスがオススメ。
マスターカードはVISA,アメックスと比べてレートが良いとされているのとアメックスは入会時のボーナスマイルが貰えたり更新時にもマイルが貰えたりと何かとお得だからです。
ユナイテッド航空のマイルをANA国内線で使う場合、地方空港の近くの方は面白い使い方ができます
例えば僕は静岡県の出身ですが、静岡空港からANAの飛行機が就航しています。
静岡空港から鹿児島に旅行に行きたいな。と思ったとしましょう。
残念ながら静岡空港から鹿児島までの直行便はありません。静岡から他の空港を経由して鹿児島に行くことになります。
そして導き出されるルートの一例が
静岡⇒札幌⇒羽田⇒鹿児島
鹿児島⇒羽田⇒沖縄⇒静岡
こんな感じで超迂回して目的地に行くルートになります。
ユナイテッド航空のANA国内便には2タイプあり、目的地までの距離で決まります。
ざっくりいうと近いと5000マイル、遠いと8000マイルです。
静岡から北海道にとんで九州の端まで行くのですから当然飛行距離は遠いほうの距離になるのですがなんとビックリ静岡~鹿児島の距離は5000マイル適用の方なので、片道5000マイル。往復10000マイルでこれだけの都市をめぐる旅行が出来ます。
経由する都市は半日くらいずつなのでゆっくりはできませんが、一度の旅行で追加料金なしで行けると思えばこれもありじゃないですか?笑
セディナ Jiyu!da!カード
こちらは現時点におけるキャッシング最強カードです。
通常クレジットカードでキャッシングをすると支払いまでの約2か月間の金利を払う羽目になりますが、セディナカードでは借金返済を繰り上げて行うことが出来ます。
実際このカードでキャッシングすると2~3日で返済金額が確定しその時点で早期返済することができるので、金利を最小限に抑えることができます。
また海外ATMはATM使用料などが高額になることもあるのですが、このカードはその手数料が無料になることも多いのが最強ポイントです。
このカードはレートが良いマスターカードで作りましょう。
海外旅行に行く人は絶対に持っておきたい、スーパーオススメなカードです。
楽天プレミアムカード
正直上記2つのカードはマストでこちらは余裕がある人だけでいいかと思います。
世界一周旅行者には定番の楽天プレミアムカード。
このカードのメリットは何といってもプライオリティパスに尽きます。
数多くのラウンジを利用できるプライオリティパスを無料で発行(楽天プレミアムカードの年会費のみかかります)できる嬉しいカード。
僕もラウンジで何度もタダで飲み食いしたので物凄くお世話になりました。
コペンハーゲン空港の常軌を逸した物価の高さの中空腹をしのげたのはこのカードのおかげです。
同じ内容のプライオリティパスを自分で加入しようとすると、399ドル必要なので楽天プレミアムカードの10000円(税抜)で済んでしまえば頻繁にラウンジを使う人にとっては安いものです。
日本国内で頻繁に楽天市場を利用する人はポイントもいつでも+4%増だったり、送料分のキャッシュバックが受けられたり(期限有)と何かとお得。
番外編:短期旅行者にはエポスカードがオススメです。
海外旅行保険が充実した丸井のエポスカードは年会費が無料の割に海外旅行保険がかなり充実しているので、一枚作って持っておくと心強いです。
また金額は正確ではありませんが年間利用約50万円を超えるとエポスゴールドカードの招待状が届くと言われており、この招待状から申し込むと年会費が永年無料のゴールドカードを手にすることが出来ます。
ゴールドカードは通常のエポスカードよりも当然補償内容は充実します。
普通の人はまず3ヵ月以上旅行することはないので海外旅行保険をこれ一つで賄えたらかなり嬉しいカードですね。
クレジットカードをお得に作る方法
クレジットカードを作る時に絶対にやってほしい事があります。
気を付けることはただ一つ。
それは、ちゃんとお金をもらってください。
タダでカードを作るなんてもったいない。
ポイントサイトを経由して申し込むだけでお金がもらえます。
やり方は簡単です。会員登録後自分の作りたいカードを検索してそこから申し込みページに飛ぶ。
ただそれだけでクレジットカードだと数千円のキャッシュバックが受け取ることができます。
今回紹介したカードの例です↓
この3つのカードを見ただけでも18600円も貰えることが分かってもらえると思います。
ハピタスのポイントは現金に交換可能です。
またAmazonのギフト券に交換するとさらに2%増えます。
旅行はお金がかかりますから是非1円でも多くキャッシュバックを受け取りましょう。
因みにホテル予約サイトも網羅していますから、旅行代金のキャッシュバックも可能です。
もう一度言います、カードを作る時には必ずお金を貰ってください!