戦時中の細菌兵器研究施設・第七三一部隊歴史遺跡に行ってきた

こんにちは!サクです。

僕は今年の初めからタイで生活した中で、たくさんの中国人の友達ができました。
毎日の様に顔を合わせて、一緒にごはんを食べたり生活していく中で

彼らがそれまで持っていたイメージと全く違う事に驚き、
もっと自分たちの国との歴史や文化、習慣を知りたいと思うようになりました。

しかし、情けないことに学生時代に学んだことなんて殆ど覚えていません。

そこで図書館で意見様々な本を読むより、いっそのこと取り敢えず自分の足で歩いて見てみよう。ということで海を渡って中国旅に至ったわけです。

そして最初の目的地をハルビンに決めました。

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第七三一部隊とその歴史遺跡とは?

今回の中国旅の入り口をハルビンにしたのは、ここに来る為でした。

中国の東北の都市ハルビンの郊外には「侵華日軍第七三一部隊歴史遺跡」という場所があります。

ここは第二次世界大戦中、旧日本軍が細菌や伝染病について研究していた施設の跡地。

その研究の中には、昆虫・動物実験だけでなく生きた人間を使って調査研究をする、いわゆる人体実験をしての細菌兵器開発もされていた。らしいという話です。

中国各地に細菌や伝染病等に関する施設がありましたが、ここハルビンでは主に実験が行われていたそうです。

各部隊に秘匿名称がつけられており、ハルビンの部隊は”満州国第七三一部隊”とされていたことから、それを略し、「七三一部隊」と呼ばれてます。

 

731部隊(ななさんいちぶたい)は、第二次世界大戦期の大日本帝国陸軍に存在した研究機関のひとつ。正式名称は関東軍防疫給水部本部で、731部隊の名は、その秘匿名称(通称号)である満州第七三一部隊の略。このような通称号は日本陸軍の全部隊に付与されていた。初代部隊長の石井四郎(陸軍軍医中将)にちなんで石井部隊とも呼ばれる。

満州に拠点をおいて、防疫給水の名のとおり兵士の感染症予防や、そのための衛生的な給水体制の研究を主任務とすると同時に、細菌戦に使用する生物兵器の研究・開発機関でもあった[1]。そのために人体実験[2][3][4]や、生物兵器の実戦的使用[5][6]を行っていたとされている。細菌戦研究機関だったとする論者の中でも、その中核的存在であったとする見方がある一方で、陸軍軍医学校を中核とし、登戸研究所等の周辺研究機関をネットワーク化した特殊兵器の研究・開発のための実験・実戦部門の一部であったという見方も存在する。

wikipediaより

そして中国がその跡地に作った博物館の名前が「侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館」

2015年8月15日にオープンした館内は真新しく、かなり大きくてじっくり見ていると本当に歩き疲れてしまいます。

その数多くの展示・解説・表現の仕方がしばしば反日施設とされる理由でしょうか。

日本では反日施設=嘘と、プロパガンダ施設としてしまう事がしばしばあります。

僕も一つひとつ全てが正確な資料なのかはわかりませんが、一概にステレオタイプにそう考えてしまうのもどうかと思っています。

中には本当に勝手に作られてしまったものもあるのかもしれません。ですが、実際にあった本物の現物かもしれません。
その内部の様子を見てあなたはどう感じますか?

行き方と場所

場所はハルビン郊外。
駅前のバス乗り場からバスに乗って約1時間程度で到着します。

バス停の場所はコチラ↓↓

ここから338番のバスに乗ります。
片道2元。約30円。
乗る時に1元、降りるときに1元を料金箱に入れます。

338番

降りる場所は

双拥路

という所です。

双拥路

僕みたいに降り損ねて余計に歩かないようにしましょう。
この近くで路上市をやっていて果物が安かったので結果オーライでしたが。

中国のバスの案内は中国語のみ、バス停の文字も上の画像を見ての通り読みづらかったり消えてたりすることも多いので注意です。
この施設で言うと施設内の建物、大きな煙突2本がバス内から見えてきます。それが見えたらもう降りてしまって大丈夫です。
入り口はそう遠くありません。

場所はここです↓↓↓

入り口は博物館

博物館入口

ここが施設の入り口です。

七三一部隊の跡地は広大なのですが、まずこの博物館に入って博物館を抜けると跡地に入れるといった形になっています。

入館料は無料

事前に調べた時にはパスポートを見せるとのことでしたが、僕が入館の際はパスポートなどの提示の必要はありませんでした。ですが一応用意して行った方が良いでしょう。
ただ、飲み物は没収されます。

そして持ち物検査を経て中に入ります。

入ってすぐに歓迎されました。

入ってすぐにいろんな言葉で書かれたコレが飛び込んできます。

気まずい中を歩き進んでいきます。

日本軍と部隊の構成の説明などが並んでいます。

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DCIM100GOPROGOPR0653.

こんな感じで資料が陳列されています。

中国人の来館者が結構多く、そこら中から「日本ナンチャラ・・・」「日本人ナンチャラ・・・」という会話が聞こえてきます。

何と言っているかはわかりませんが、どんな人がいるかわからないので日本語はもちろん英語も発せずに黙々と観ていきました。

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こういった日本人の元隊員のインタビュー映像が幾つか流れていました。

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解剖のための手術室の再現。↑

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細菌兵器の実験の為、はりつけにした人達の真ん中に爆弾を落として感染するか試したそう。
即死する人もいれば瀕死の人もいたそう。今の常識では想像もできない。

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凍傷実験や毒ガス実験の様子の再現。

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細菌兵器を使う際の爆弾は陶器製のものが用いられたそう。
菌が死滅しないようにするためとのこと。
この展示されている陶器爆弾の色や形が日本のものと違うという意見もあるそうです。

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「マルタ(丸太)」と呼ばれた被験者達のいた場所の模型。
元隊員の方が説明している映像が流れています。

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意味不明な文章の書類を受け取る場面が再現されています。
詳細は角度的になかなか良く見えないのですが、宛名が「天皇」とだけ書かれているなんてことはないと思うので適当な文章を書いたのでしょう。

こちらは実際の裁判の映像が放映中でした↓

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元隊員の方の手紙が展示されています↓

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この建物に本部があったそう。修復されて外観はすごく綺麗でした。
ただ警備員の目といい、空気といいちょっと独特です。どことなくアレに似てますしね。

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ここは凍傷実験が行われていたとされる建物。
真夏に行ったのですがここを見た時に一番の寒気を感じました。
チェーンやバリケードはなく、この中にも入れるのですが、一歩も入る気になりませんでした。古さも相まって異様な雰囲気です。

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博物館を出て

先に言ったようにこの施設は博物館が入り口となっていて、博物館を出た後に敷地内を自由に観られるという作りになっています。

不思議な事に外に出るとあれだけ居た来館者にあまり会いませんでした。
本部があった建物には居るのですが、裏にあるボイラーの煙突の所にも凍傷実験のところにも実験用ネズミ小屋にも一人もいません。

博物館では熱心に見ていたのですが、そういうところには興味が無いのかもしれません。

また敷地内にアパートが建っていたり(勝手に建ててしまったそう)と、ここを重要視しているのかしていないのかよくわかりません。

意見はいろいろ

本当に戦時中の話はいろんな意見を持っている人がいるなと思います。
僕の身近にも強すぎる意見を持った人がいて、話がまともに出来なく困った経験があります。
僕は展示された全てが本物かと言われたらそうでもないのではないかと思いますが、一切何もなかったということもないだろう。と思っています。

僕がこの記事で伝えたい事は、今の僕の意見を主張することでも誰かの意見に反論するわけでもなく、ここがハルビンに実際にあって、こんな感じの施設だという紹介です。
なかなか見る機会も無いですから、こんな風に展示されていますよというのをあなたに知ってもらえたら僕の目的達成です。

一つ。ただひとつ言わせていただけるのであれば。

僕は恨んだり憎んだりする時には、すごく心が貧しく荒んでいく気がします。
知識や意見は人それぞれですが、現代を生きている人が互いに恨み合い貶し合うことに何の意味も無く、寧ろお互いの幸せを奪う事だと思っているということを伝えたいです。

今回の施設は決して華やかな観光スポットではないですが、考えさせられる事は非常に多いと思います。機会があったら行ってみてください。

それではまた!

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